ダービー
2002年 | |||||
着順 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 前走 | 前々走 |
1着 | タニノギムレット | 牡3 | 1 | NHKマイルC・1人・3着 | 皐月賞・1人・3着 |
2着 | シンボリクリスエス | 牡3 | 3 | 青葉賞・1人・1着 | 山吹賞(500万)・2人・1着 |
3着 | マチカネアカツキ | 牡3 | 6 | プリシパルS・4人・2着 | ラジオたんぱ杯2歳S・4人・2着 |
タニノギムレット 皐月賞、NHKマイルCでは末脚を爆発させながらの3着止まりだったが、距離が大幅に伸びるダービーでは最終コーナーを立ち上がってもゴチャつくことなくいかんなくこの馬の実力を発揮できた。鞍上の武豊騎手もNHKマイルCでは悔しい思いをしたが、さすが天才、ダービーではきっちり差し切った。このローテーションからダービー制覇とは本当に心身共に強い馬。 同じブライアンズタイム産駒で少々過酷なローテーションでダービーを勝ったサニーブライアン、ナリタブライアンがそのあと故障に泣いた過去があるのでこの馬は慎重に使ってほしい。マイラーのような末脚を使いしかも距離の融通が利くこの馬はこのまま成長するととてつもない馬になるかも!? 秋は菊花賞に行かず古馬戦線で戦う可能性もあるらしい。「菊花賞に行ってもファンの皆さんは面白くないでしょ」と松田国調教師は粋なコメントをしていた。私も大賛成です。 シンボリクリスエス 山吹賞、青葉賞と連勝で挑んだ外国産馬シンボリクリスエス、外国産馬初のダービー制覇を目前にしてタニノギムレットの末脚に屈したが、この馬の実力は100%発揮できた感じ。秋はどのようなローテーションで行くんだろう。いずれにしても秋が楽しみな1頭。 マチカネアカツキ ラジオたんぱ杯からダービートライアルのプリシパルSを叩いての本番参戦、この馬は相手なりに走るタイプか?2勝しかしていないが、オープン以上のレースで2着が5回という成績(新馬戦でも2着あり)、数年に1度このようなタイプの馬が現れるがやはり詰めがあまいのか? ノーリーズン(2番人気、8着) 皐月賞馬の勲章を引っさげダービーに出走、道中はタニノギムレットと同じような位置取りですすめたが、最後は末脚の違いでタニノギムレットから大きく遅れることになった。この馬には流れも向かなかったのか?? ダービーでは大きく水をあけられたが、成績的にみても血統的にみてもまだまだ将来を期待出来る馬、ゆっくり休養して秋に備えてほしい。 |
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